Mabuhay!

日々の日記:研究とか留学とかおいしいご飯とか

直近の研究セミナーや学会に参加してみての感想

自分はどのような研究をしていきたいのか、よく考えている。

今取り組んでいる研究に関しては、自分のホームページに書いてあるので、それはいったん置いておく。

自分の研究分野は農業経済学と開発経済学が交差するような場所にあると思っているが、このまま経済学のメインストリームで勝負していくべきなのかとても迷う。 大事なのは経済学の理論に基づいて実証分析を行い、経済学のトップジャーナルから論文をだし広く読んでもらうことなのか。

私は農業経済学専攻でずっと訓練を受けてきて、いざ経済学専攻出身の先生方の発表を聞くと非常に厳格でレベルの高いことをやっているなと感嘆せざるを得ない。 自分は例えばAmerian Economic ReveiwだとかEconometricaだとかの経済学のトップジャーナルから論文を出すのは不可能に置換じゃないかと思っていて、いわゆるホームランバッターよりアベレージヒッター的な研究をしたいと実感してきている。 これは経済学博士課程を経た人には、甘いと思われるかもしれないが、なんというかもっと経済学の匂いがプンプンとしたものより、もう少しファンシーなことをやりたいと思う。

例えばリモートセンシングを入れ込んだやや学際的な研究だったり、 もっと問題意識が先行した研究をしたいなと思う。(地域研究的な視点を入れて)

理論で言われているけど現実は実際どうなのか、という研究ではなくて、現地で何かを感じてそのメカニズム・理由は何なのかを解き明かすほうがいいなと思う。完全に個人の意見であるが。

そういう意味もあって、早く現地に渡航したいなと日々思いを募らせている。 来年にはバングラに行けると思うので、バングラを東西南北駆けずり回って、その実況中継もしたいと思っている。

以上雑文でした。